個人アプリ開発をすることのメリット

本記事では、個人アプリ開発をすることのメリットについて話します。今回、デメリットについては話しません。

以前、何もやることがないと話していたエンジニアさんに個人アプリ開発をオススメした所、以下のような返答がきました。

「個人アプリで売れなかったら博打ですよね?」

個人アプリ開発は時間をかけても対価を得られない可能性があるということは否定しません。ですが投資をすることに「リスク0」というものは存在しません。

むしろ個人アプリ開発は全てが自己投資になるので、他の投資と比べたらリスクが低いと思っていますし、何にも投資せずに変化していかないこと自体もリスクにつながると思っています。

私自身、個人アプリ開発のデメリットを考えることがあったとしても、個人アプリ開発にはそれを上回るメリットが沢山あると考えています。

スキルが身に付く

個人アプリ開発は、基本的に全行程を単独で行うことになります。環境構築、企画、実装、デザイン、リリース作業、保守、ユーザーサポート、プロモーションetc。

やることは沢山あります。でも個人でアプリ開発をして一連の流れができるようになると、実業務でアプリを開発する際の不安要素がかなり減ります。

経験がある状態で仕事をすれば、工数も把握しやすいですし、自信を持って仕事をすることができます。

あと、自分が作ったプログラムを1年後に見ると、「今だったらもっと良い作りにできるのになー」と思うことがあります。早い段階でそういう経験ができるメリットは大きいです。

プログラム資産が増える

個人でアプリを作ると、自分で書いたプログラムが「プログラム資産」として残ります。

プログラム資産を増やしていけば、別のアプリを開発するときに「流用開発」がしやすくなります。

初めて実装するのに3日かかることが、流用開発によって4時間で終わる。ということが普通に起こります。

テストをしっかりと行いプログラム資産を増やせば品質担保もしやすくなります。

総合力が鍛えられる

個人でアプリを作る場合、総合力が求められます。「技術力が高ければアプリがヒットする」とも限りません。

ユーザーが喜ぶことを考える。企画やコンテンツを考える。自分のモチベーションをコントロールし、小さな成果をコンスタントに残すetc。

様々なことについて考えていく必要があります。

私の場合、最初はiOSアプリ開発だけをしていましたが、ユーザーから「Androidアプリも作って欲しい」という要望をいただき、Androidアプリ開発スキルも身につけました。

そして、自分という人間を知ってもらう為にTwitterを始めたり、WordPressを学んでホームページを作り、アプリの中の人間を知ってもらえるようにしました。

Twitterで発信したブログがリツイートされる。そのリツイートがキッカケでアプリがダウンロードされる。そのダウンロードしたユーザーがアプリの良さを発信したことでそのツイートがバズり、アプリのダウンロード数が向上した。という経験もあります。

ユーザーから喜ばれる

アプリをリリースして、そのアプリが気に入ってもらえれば感謝されます。

以下のようなレビューをもらえると開発者になって良かったと実感します。仕事にやりがいを持てるようになることはとても幸せなことです。

感謝されると、感謝されることの喜びだけでなく、人に感謝したい気持ちも強くなります。

個人でアプリ開発することは孤独だと思うかもしれませんが、感謝してくれるユーザーや応援してくれる人達が増えてくると、アプリを開発できることに幸せを感じられるようになります。

リスクが少ない

人を雇ってアプリを作るとなると、多額の資金が必要になります。多額の資金をかけたからといって必ず成功するとも限りません。

個人アプリ開発は少ない資金で実現でき、そのアプリ開発にかけた時間全て自身の経験につながります。良くも悪くも全て自己責任なので、そこから学べることが沢山あります。

作ったアプリで売上がさほど上がらなかったとしても、その経験がどこかで役立ちます。

ポートフォリオになる

アプリに限った話ではないですが、「目標を掲げてそれをやりきる」ということ全てがポートフォリオになります。

「あなたはこれまで何をしてきましたか?」と聞かれたときにやりきった何かを言えるとそれが信頼関係構築につながります。

「経験年数3年です」と言えると自己アピールにはなりますが「経験年数 = スキルがある」にはならないのです。

メインで開発をしてきた3年なのか、開発サポートで過ごした3年なのか証明しずらい部分もあります。

会社が誰かを雇う時に、経験年数3年のエンジニアを採用したものの経験年数1年のエンジニアの方が優秀ということもあります。

個人アプリ開発は全ての工程を開発したことが証明できるので、その経験が強力なポートフォリオになります。

現場のエンジニアはアプリを作る為に色んな苦労を乗り越えています。その苦労を経験しているということだけで話が弾みやすくなります。

仲間が増える

ユーザーがアプリをダウンロードし、そのアプリを気に入ってくれればTwitterやブログなどでシェアしてもらえるようになります。

シェアされたことがきっかけで個人アプリ開発をしている人がそのアプリを気に入り、個人アプリ開発者同士が繋がるということもあります。

以下の記事に出てくるハヤえもん開発者のりょーちゃんもそうです。

Miraku

ハヤえもん開発者のりょーちゃんとの対談です。 ハヤえもんは熱烈なファンが沢山いる人気のアプリです。Windows、Mac…

以下の記事で登場する戦友エンジニアのごんちゃんも個人開発がキッカケで繋がった仲間です。

Miraku

個人アプリ開発者が成功するために必要なのは開発仲間。本記事では、会社員として働きながら個人で人気アプリを開発しているエン…

他にも沢山の開発者とTwitterで繋がっていて、色んな刺激を受けたりしています。

自分と同じような志を持った仲間と共にアプリ開発について考え、その良さを見つけていけると視野を広く持つことができるようになり、楽しみも増えます。

売り上げが増える

個人アプリで売上を立てている開発者達は定期的にアップデートをしたり、新規アプリをリリースして売上を伸ばしていています。

私の場合、月に1回以下のような売上報告をしています。

Miraku

アプリの売上報告は、個人アプリ開発をする上での一つの目安になると思います。 会社員・子育てをしながらでも工夫と継続をして…

売上が出れば環境への投資もしやすくなります。環境へ投資することで業務も個人アプリも捗るようになります。

Miraku

PCのスペックが悪いと処理結果を得られるまでに時間がかかります。作業空間が良くないとその空間で仕事をしたいと思えなくなり…

個人アプリ開発のメリットはこれだけではありませんが、4000文字近くになったので今日はこの辺で締めくくります。

これからもアプリ開発を楽しんでいきます✨