快適なリモート環境

快適に開発を行う上で作業環境は重要です。アプリの開発を行う場合、マシンのスペックが低いと待機時間が発生します。待機時間は長くなればなるほど集中力散漫になりやすいです。

また、マシンのスペックだけでなく、作業空間にもこだわるとより一層その空間で開発したいと思えるようになります。

私は収入が低い頃から作業環境に投資してきました

貯金を増やすことは将来への備えになりますが、日々の生活は変わりません。今を快適にするには自己投資が有効です。

昔は高い時計や高級な車を持つことが自己投資になると言われてきましたが、エンジニアが投資すべきポイントはそこではありません。

一番の自己投資は作業環境です。作業環境が良くなれば仕事の成果が上がりやすくなり、自信を持てるようになります。

この記事では私の作業環境とその環境にした理由。環境を整える上での注意点をお伝えしていきます。

デスクトップ環境

パソコン

Mac mini (2018) Core i7 メモリ64GBを使っています。Mac mini (2018)は4Kディスプレイを3面配置できますし、処理速度が速いです。

ファン性能も高いですが、念のためにMac miniの下にアイネックスのUSBファンを配置させています。

モニター(中央)

LG 4Kモニター 31.5インチを使っています。

ここにX-codeやAndroid Studioなどの開発環境を配置し、プログラミングをしています。

モニター上部にロジクールのウェブカムを配置し、いつでもビデオチャットができるようにしています。

モニター(左側)

LG 4Kモニター27インチを使っています。縦置きができるタイプのものを購入しました。

左側のモニターは基本的にブラウザ検索用として使っています。縦置きだとほとんどスクロールをすることなく、まとめ読みできます。

ディスプレイの上にはキングジム のディスプレイボードを設置し、デッドスペースを有効活用しています。

市販のティッシュボックスに黒のティッシュケースを被せて色味を統一させています。ティッシュボックス横のペントレイにペンや付箋を置いています。

モニター(右側)

こちらもLG 4Kモニター27インチを縦置きで使っています。右側はエミュレータを配置したり、Slackでチャットしています。

ツール類や設計書などをここに配置しています。また、モニター背後にはBelkin Thunderbolt 3 Express Dock HD(以下、ドック)を置いてます。

手元に近い位置にドックがあるとイヤホンやケーブルを抜き差ししやすいです。

異なる解像度同士で複数のモニターを配置するとストレスが溜まります。

画面間でマウスカーソルを動かす時も解像度の差で位置がずれますし、解像度の高いモニターを見た後に解像度の低いモニターを見ると違和感を覚えます。

マルチディスプレイにする際は解像度を合わせることをオススメします。

キーボード

Apple Magic Keyboard(テンキー付き) スペースグレイを使っています。

テンキー付きの方が数値の入力が楽なので、テンキー付きにしています。テンキー付きはトラックバッドとの距離が離れるので好みが分かれます。

色をダークカラーで統一したかったのでスペースグレイを選びました。

マウス・マウスパッド

以下の理由で安価なサンワダイレクト マウス 5ボタンを使っています。

・5ボタンマウスであること
・軽いマウスであること
・ボタンを強く押さなくても反応すること
良い物を選ぼうとするとお金がかかることの方が多いですが、私はこのマウスを気に入って使っています。個人的にはトラックパッドよりもマウスの方がカーソルが合わせやすいです。
軌跡の速さは最速に設定しています。誰かが私のマウスを使うとカーソルが一瞬で飛ぶと笑います。
軌跡の速さを1段階ずつ上げていって、少ない指の動きでマウスを扱えるようになりました。最速に慣れると3面ディスプレイでも一瞬で画面の端から端までカーソルを移動できます。
無線マウスは電池が入って重さが加わる分、動かしづらいと感じるので有線マウスにしています。
マウスパッドはBenQ ゲーミングマウスパッド小サイズを使っています。自分が納得いくマウスパッドを見つけるまで結構時間をかけました。
ネット上での評判が良いからという理由で買ってみたもののフィットしなかったマウスパッドもありました。
私はゲームをしませんが、マウスを動かした時の感触や大きさが良かったのでこのゲーミングマウスパッドを愛用しています。

デスク

古彩のデスクを使っています。

3面ディスプレイを配置するために180cmタイプのワイドなデスクを購入しました。

天然木には生命力を感じます。この大好きな木と共に開発に打ち込んでいます。

チェア

チェアはDUORESTを使っています。

座る部分がお尻の形状になっており、背中の部分は可動式になっていて背骨にフィットします。ハイバックになっているので首が疲れたときにもたれることができます。

チェア選びをする時は、チェア専門店やディスカウントショップに行って座り比べをしました。

ネットの情報だけを鵜呑みにせず、椅子の座り比べができる場所を探して自分にフィットするチェアを選んだ方が良いです。

ちなみにこのDUORESは非常に好みが分かれるチェアです。リラックスして座ろうとすると疲れやすく、姿勢を正して作業すると疲れにくいです。

チェアマットはサンコー ズレない チェアマットを使っています。

チェアにキャスターが付いているのであれば、チェアマットを使った方が床に傷がつきにくく、キャスターの動きをセーブできるので座り心地も良くなります。

オーディオシステム

SONY CAS-1で音楽をハイレゾを聴きながら作業しています。ハイレゾ音源はCDの6.5倍音をサンプリングしている為、容量はCDよりも大きくなりますが、生演奏に近い音を聞く事ができます。

ハイレゾ音源はヨドバシカメラの視聴コーナー等に行けば聴くことができます。スピーカーによっても音の出方が変わります。

外付けハードディスク

足元にサンワサプライのケーブルボックス、その上にBUFFALO USB3.0 の外付けハードディスクを置いています。

ケーブルボックスがあれば、散らかりがちなケーブルをスッキリ整頓できます。

基本的にデータはクラウド上で管理していますが、万が一の為に外付けハードディスクへデータをバックアップしています。

サンスベリア

デスクの両脇に観葉植物のサンスベリアを配置しています。

サンスベリアはそこまでお手入れをしなくても枯れず、空気清浄効果が高い観葉植物です。

観葉植物は空間デザインにもなります。

デスクトップ以外

パソコン

デスクトップ以外で作業する時は、Mac BookPro(2017) 15inch Core i7 メモリ16GBを使っています。

サブディスプレイを置けるスペースがある場合、iPad Pro12.9を使います。

エアロバイクデスク環境

身体を動かしたいときはFlexiSpot V9を使っています。

ずっと身体を動かさずに仕事をしていると血液の循環が悪くなり、疲れが溜まりやすくなります。

特に冬の時期になると身体が冷えやすくなる為、この空間で作業をする頻度が増えます。

リラックスワーク環境

家族と話をしながら仕事をする時やリラックスして仕事をしたいときはこのスペースを使っています。

無印良品のリビングでもダイニングでもつかえるソファチェアベンチを使っています。

ノマド環境

私がノマドをする時は、ゆいの森荒川という図書館を使います。ここ以外でノマドをする事は殆どありません。

昔からどこかで作業する時は基本的に図書館を利用してきました。図書館は静かで周りの人の動きが気にならないので集中して学習・開発しやすいです。

環境を整える上での注意点

今はこれだけの環境が整っていますが、私も最初は安価なMac Mini(Late2012)からスタートしました。

Mac Mini(Late2012)は自身でSSDやメモリを増設することができるので、お金をあまりかけずに開発向けのマシンを構築できました。

そこからアプリを数本作り、徐々に環境をグレードアップしてきました。

この記事に書いてあることを引き合いに出して、環境のグレードアップを相談するのもありだと思います。

環境が良くなれば、仕事に熱中できる時間も増えるし、生産性が上がるので楽しくなります。