高卒・未経験が個人でAppStoreカテゴリ1位を獲得するまで

私は会社員として働きながら沢山の個人アプリをリリースしています。

会社のメンバーから「一緒に仕事がしたい」と言ってもらえたり、個人アプリを利用しているユーザーさんから毎日「ありがとう」という言葉をもらっています。

でも、実は「高卒・未経験」でこの業界に入り、最初は思うように仕事ができない中、めげずに成長してきました。

だからこそ、この業界に入りたいと思った人達がいたら「やりたいことはやったほうが良い」と言えるし、「良い面だけじゃなく苦労したことも伝えたい」と思っています。

この記事では、未経験でこの業界に入ったエンジニアが会社員として働きながら個人でAppStoreカテゴリ1位を獲得するまでの経緯をお伝えしていきます。

この業界に入りたいと思ったキッカケ

私は小さい頃からずっとテニスをし、将来はプロのテニスプレイヤーになりたいと思っていました。高校では全国大会も経験しました。大学には進学せず、テニスコーチをしながら大会に出場する日々を送っていました。

しかし、テニスを始めて10年経過したときに自分のテニスが確立されてしまったと感じるようになりました。大会に出ればハードな試合が続き、身体への負担も残ります。

この先ずっとテニスを続けていけるのか考え、「プロ選手になって生活する」という目標が難しいと判断し、20歳で社会人の道に進みました。

最初の2年半はルート営業です。車で取引先に商品を納品し、納品が終わったら別の取引先に商品を納品しにいく。基本的にはこれの繰り返しでしたが、仕事に大きな不満はありませんでした。

でも、パソコンが流行り始め、最初に目にした「Excel、Word、PowerPoint」というフレーズの格好良さ、パソコンを使って何ができるんだろうという好奇心が強くなりました。

どのようにしてこの業界に転職したのか

興味は持ったものの、当時の自分はパソコンの使い方が全くわからない状態でした。PCを購入し、Excel、Word、PowerPointの勉強をしました。

ルート営業をしながら時間を見つけては本を読む。家に帰ったら本に書いてある内容をPCで確認する。これを続けて上記3つの資格を取得し、エンジニアになりたい気持ちがより一層強くなりました。

でも転職活動などはせず、その思いをいろんな人に話していました。すると偶然にも電話で相談した知り合いがIT業界でマネージャー職をしていました。「試しにうちの会社の面接受けてみる?」という声を頂き、面接を受けに行きました。

ただし、IT業界について何も知らない状態で面接に行ったので、頭が整理できておらず、会話のキャッチボールも全然できていなかったです。ただ熱意だけは語りました

必要な資格などがあれば教えてください。勉強します。

このような言葉を伝えました。勉強をしてきている人達で不採用者がでる中、変わり者の自分が採用されました。

未経験で飛び込んで苦労したこと

4月に入社したので、同じ時期に入ってきた同期が何人かいました。周りは学生の時に勉強してきているので、学んだことの吸収スピードが早いです。

自分はそのステップを踏んでいないので、吸収スピードが遅く、力不足を実感しました。それでも資格の勉強を続けながら仕事を続けていきました。

苦労する時があっても、ポジティブに考えて勉強をしていたので、続けられたんだと思います。逆に学も吸収スピードも自分よりも高いのに、辞めていく同期が何人もいました。

成長の分岐点

物作りに専念するようになってから成長した

会社で仕事をしながら9つ資格を取りました。

資格を学べば基礎知識がつきますし、会社からも資格補助が出ます。でも実務のスキルがあまり向上しませんでした。

そんな時にスマートフォンが登場し、「アプリ開発」に興味を持ちました。そして、個人でアプリ開発をするようになってから一気に成長スピードが上がりました。

ゲームに例えます。

資格取得 = 攻略本の読破
アプリ開発 = 実際にゲームをする
攻略本を読んでいた方がゲームをしやすくなりますが、実戦に勝るものはありません。実戦を積んでいく上で必要なスキルを身につけていく方が実務スキルが向上しやすいです。
INPUTよりもOUTPUTをする。
OUTPUTをする上で必要な知識をINPUTする。
この考え方にシフトしました。作ったプログラムは資産になります。業務でそれを生かせば素早く開発できます。

刺激をし合える仲間ができてから成長した

個人アプリ開発をするようになってから行動が活発になりました。

mixiでアプリ開発コミュニティを立ち上げ、開発者の仲間を増やし、Twitterで開発者との繋がりを増やしました。

その中でも特にアプリ開発に対する意識が高く、お互いに指摘し合える戦友を見つけて、その戦友と刺激し合いながら成長してきました。

詳細は以下の記事に記載しています。

Miraku

個人アプリ開発者が成功するために必要なのは開発仲間。本記事では、会社員として働きながら個人で人気アプリを開発しているエン…

環境へ投資するようになってから成長した

気力や努力があれば成長していきますが、開発環境を進化させれば更に成長しやすくなります。私の場合、節約しながら貯めたお金で開発環境を良くしていきました。

作業環境の理想を追い求めていけば、仕事の成果も付いてきやすくなります。

詳細は以下の記事に記載しています。

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会社員として働きながらスモールビジネス

会社員として働きながら、時間管理を徹底し、個人アプリをリリースしてきました。

最も人気があるのが文字数カウントメモ。

ビジネスカテゴリで有料1位獲得。4年連続ビジネスカテゴリ無料20位前後をキープしています。

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メモアプリ「文字数カウントメモ」はメモの入力中に文字数がわかる人気のアプリです。ビジネスカテゴリ有料1位獲得。 4年連続…

ユーザーの要望を聞いてはアップデートを繰り返し、個人アプリ開発で収益を上げられるようになりました。最初はそこまでの人気はなかったですが、見た目や機能を良くしていったことで人気が伸びていきました。

周りから個人アプリ開発が難しいと言われていた中、信念を貫き通して開発を続けた結果、有名企業と同じラインに常に表示されるアプリへと成長しました。

高卒・未経験だと最初は周りと比べて劣るかもしれませんが、努力と工夫次第で人は成長できます。

これからエンジニアになろうとされている方。周りから無理だと言われてもやりたいことがあれば自分で道を切り開いてください。明るい未来を築いていきましょう!